モーターパラグライダー記録挑戦へ : 報告書


- スカイドリーム空撮パイロット須藤 彰 日本記録達成のお礼 -

 2003年8月4日、午前11時34分15秒須藤彰は愛媛県松山市重信町を離陸し、約5時間の飛行のうえ、午後4時42分30秒徳島県鳴門市瀬戸町の鳴門カントリークラブの敷地内に着陸。従来の記録を15キロ上回る168,466kmの無着陸直線距離記録の日本記録を出すことが出来ました。

 この記録挑戦の目的は、モーターパラグライダーを目指す人達に記録挑戦への道筋を作り、育成・普及活動を促すこと。阪神大震災などの大規模災害で被災情報の収集・緊急物資の輸送などに、どう貢献できるかその可能性を追求するためでした。

 この目的とチャレンジ精神をマスコミ各社の皆様が好意的に受け止め全国に報道されたため、「モーターパラグライダーをしたいのでクラブを紹介してほしい」など興味をもたれる方や、「支援をしたい」など活動を支えてくれる人達に大きなアピールとなりました。

 災害時における情報収集のところでは、変化する気象条件と対応しながら約5時間の飛行が出来たこと。また飛行テストの際、テレビ用ビデオを搭載し、その撮影を行ったことなど、今後さまざまな角度から事態の推移を分析することにより、貢献の具体的内容を提言したいと思います。

 飛行計画では愛媛県、香川県、徳島県そして和歌山県にまたがるため事前にサポート体制を作ることが重要でした。この点JHFの各県連やFLMのPPGメンバーそしてモーターパラグライダー愛好家による現地でのサポート体制が作れたことが、成功の一番の要因ではなかったかと思います。

 記録挑戦の過程を詳しく報告書として明らかにすること、これが当初の目的であるモーターパラグライダーの育成・普及・社会への貢献につながる道であり、次ぎなるチャレンジの基礎になります。
 今回の記録挑戦の報告書の作成を持ってご協力ご支援いただいた皆様へのお礼に代えさせていただきます。 ありがとうございました!
須藤 彰
光と風キャンペーン実行委員会
渡辺 義美


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日程 2003年8月4日(月)から6日(水)の3日間
場所 四国
愛媛県松山市をスタート地点として、四国の瀬戸内側を徳島県へ縦断
記録挑戦 ◎ 単独での長距離無着陸飛行記録
◎ 二人乗りでの高度記録
◎ 二人乗りでの3000メートル到達時間記録
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